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ニューヨークカメラマン日記 Vol.14

2019.03.06 制作技術

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■ アメリカ本土からの有人宇宙飛行再開への大きな一歩!
第二回米朝会談がベトナムで行われていたほぼ同じ時期に、フロリダ州ではアメリカの夢と希望をのせた一基のロケットが宇宙へ打ち上げられました。

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その名もCrew Dragon。
NASAはロケット・宇宙船の開発などを行っている民間企業であるスペースX社に宇宙船開発を依頼しています。
今回は有人飛行用の宇宙船Crew Dragonを無人で打ち上げたのですが、クルーのかわりに180kgほどの物資と宇宙服を着込んだマネキンを搭載して行われました。
今回の打ち上げが成功すれば、その後は早ければ7月にも有人飛行ミッションが予定されています。有人宇宙飛行はスペースシャトルが退役して以来8年ぶりとなります。
一般の人も宇宙に行ける時代が来るかも?

宇宙新時代に向けての大きな一歩を取材しました。


■ フロリダ州にて
ニューヨークは冬ですが、フロリダは夏のような気温差があります。ほんとにアメリカはデカイ!
その温暖なフロリダ州の東海岸にあるのが、世界最先端宇宙開発の場所であるジョン・F・ケネディ宇宙センター

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ロケットの取材はいろいろ大変なんです。
打ち上げの時には報道陣は発射台から約4km離れた場所から撮影しますが、そこからでは距離がありすぎてロケット全体は撮ることはできません。そのため事前に発射台に近づけるメディア向けのツアーに参加しました。
参加したメディア関係者には打ち上げの音に反応して自動でシャッターを切る、「リモートカメラ」を仕込む人たちもいました。その人たちに混ざって私たちはロケット本体や記者のリポートを撮ります。
近すぎて感動します。

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今回はとても貴重な取材機会がありました。それはスペースX社のロケットで宇宙に行くことが決まっている宇宙飛行士の記者会見です。
この人たちが実際に宇宙に行くんだな」と、感動と緊張をしながら撮影したあと、東京に素材を送るためにプレスセンターで作業をしていた時に、プレスセンター内を宇宙飛行士が普通に歩いている姿を見て、彼らをとても身近に感じました。

今回の打ち上げは現地時間の午前2時49分と真夜中だったため、寝る時間も無く中継準備へ。
打ち上げへのカウントダウンが30分・・20分・・10分・・と進むにつれて、周りの報道陣も緊張し始めました。
私たち日テレクルーもドキドキが止まりませんでした。
そして発射時間。「・・・3・2・1 リフトオフ
ロケットは真っ暗な空に眩しいほどの光を放ちながらどんどん加速していきます。
数秒遅れて爆発音が私達の所まで届いてきました。


■ 凄まじい光と音!

1年ほど前に同じ場所で打ち上げられたファルコン・ヘビーを取材した際は昼間だったこともあり、その時とはまた違う感動を体験しました。

1969年、世界中が固唾を呑んで見守った月面着陸。
アポロ11号に乗って人類初めて月に降り立った、ニール・アームストロング船長の「これは一人の人間にとって小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」という名言から今年で50年。
新たな宇宙開発の一歩を歩み出したアメリカ。
夏休みに月に行って来るー、お土産は石で!」なんて会話が出来る日が来るかもしれませんね。

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筆者


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