REPORT 現場リポート

Freshman's Report 2023 Vol.5「制作技術センター 制作技術部」

2024.02.01
制作技術・報道技術

 

はじめまして!2023年Freshman's Report第5回は、制作技術部 音声の「れなち」こと横山 礼奈が担当いたします。
私はどうしても日テレの番組制作に携わりたくて、NiTRoに入社しました。
番組制作の現場に配属されて8ヶ月ほどの私ですが、今回は新人ならではの"現場のリアル"をお伝えしていきます!
 

■    NiTRoならではの研修制度
NiTRoは、日本テレビの番組制作における技術業務を多く受け持っており、入社直後の2ヶ月間で様々な部署の研修を受けることができます。私は大学で放送学科に通い、4年間テレビ技術について学んできましたが、私が学んできたものは、ほんの一部にすぎず、実際の番組制作に必要な業務は、その何倍もあることを研修で知りました。自分の知らなかった業務の話を聞き、どの部署を志望するか迷うほど魅力的な仕事がNiTRoにはたくさんありました。
 


デジタルプロダクションでの研修
CGテロップを作り、最後はNiTRoの配信スタジオM-CUBEにて擬似番組制作を体験しました!

 


CV運用部での研修。45分の制限時間を設け、収録された素材を1分のVTRに編集する体験をしました
あっという間に時間が過ぎていきました

 

大学では主に「カメラ」と「VE(ビデオエンジニア。詳しくはFreshman’s Report2023 Vol.2をご覧ください!)」の勉強をしていたのですが、
卒業制作でドラマを撮影した際に「音声」に興味を持ちました。そして入社後、ポスプロ技術・制作技術・放送技術など各センターの研修を受け、
改めて「音声」をやってみたい!という気持ちが固まりました。

 

■ プロの現場はやっぱり違う! 
6月に、無事志望していた音声へ配属となり、現在はスタジオ番組や中継業務のフロア音声として現場に出ています。
フロア音声とは、出演者や選手に1番近い場所でマイクや機材をセットし、出演者や現場で起こったことに対応をする人です。
音声の知識がほぼゼロの状態からスタートしたので、機材の名称や使い方を覚えたり、適切なケーブル長やルートを選んだりすることが難しく、セッティングをするだけでも最初はとても苦戦しました。

 


先輩に教わりながらガンマイクの練習
画面に映り込まない位置を探り、キープするのが難しいです。

 

スタジオ業務を担当することの多い私ですが、その他にもスポーツ中継や、音楽番組、24時間テレビなどで屋外の中継業務も担当します。
中継は天候に左右され精神的にも体力的にも大変なのですが、カメラマンやVEチームのみなさんと協力して機材を運んだり、ケーブルを敷設したりと、ワンチームで動いていく感じが好きです。
立ち回り方が分からず注意を受けることも多いのですが、徐々に自分のできる仕事が増えていくことでやりがいを感じることができますし、
学生時代の実習とは全く違う、「プロの仕事」に刺激されながら日々を過ごしています。
 


 


年末年始は高校サッカー中継を担当しました
会場が大きくなればなるほど関わる人も多くなって、コミュニケーションの大切さを実感します

 

■ 怖い人が多い?
「テレビ業界って、怖い人が多い」というイメージを持っている方もいるのではないでしょうか?
たしかに、時間に追われている現場などではピリついている人もいますが(笑)、
NiTRoには温かい人が多いと個人的には思います。
質問をしたら分かるまで説明してくださる先輩、困ったことがあれば親身になって相談に乗ってくださる人事部の方、部署は違っても会社ですれ違ったら話しかけてくださる方など、
NiTRoの先輩方は優しいだけではなく、時には厳しく叱ってくださるので、とても成長できる環境だと思います。この記事を見ている学生のみなさんも安心して入社してくださいね!

 

■ 最後に
就活生のみなさん、ちゃんと息抜きできていますか?どうなるか分からない就活に不安になることも多いと思いますが、
そんな時こそ友達と遊んだり、1人でカラオケに行ったり、上手にストレス発散してください。
そして就活が終わったら思いっきり遊んでください!
友達との思い出もたくさん作って、後悔のないように貴重な学生時代を過ごしてください。応援しています!

 


著者

 


 

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