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Freshman's Report 2018 Vol.5 「報道スタジオ VE」

2018.10.19 制作技術

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■ はじめに・・・
気が付けば月日は早いもので、私たち2018年度新入社員は入社してから半年が経ち、このFreshman's Report 2018もちょうど半分の第五回目となりました。そんな記念すべき今回は、報道技術センター 中継・スタジオ技術部の加藤が担当します。
報道技術センターは、報道取材報道中継報道スタジオと3つの部署に分かれています。その中でも私は、報道スタジオでVE(ビデオエンジニア)として業務を行っています。VEと言われても何をする仕事なのか想像できないと思いますので、今回のレポートでは「VEとはどのような仕事をするのか」を私の1日の仕事内容に沿ってお伝えできたらと思います。

 

■ VEって何やるの??
VEとは、カメラや音声と並び、担務の一つですが、カメラのような花形の仕事とは違い、スタジオに入らないでサブコンで仕事を行う、正直あまり目立たない仕事です。しかし、VEの仕事は、カメラの色味や明るさの調整、映像や位相の管理・監視、機材のメンテナンスや映像システムの構築・設計に配線など多岐にわたり、責任重大な仕事がたくさんあります。

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仕事① カメラ調整
カメラは光の三原色である、赤、緑、青の値を変化させて色を表現しています。この値がバラバラであると、本番でカメラを切り替えた際に、違和感のある画になってしまいます。そこでこの赤、緑、青の値が均一になるよう、本番前に「グレースケール」というものを用いて調整を行います。

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大げさに色を動かしています。右下の画の色に他のカメラの画の色を合わせます。

 

仕事② ラインチェック
番組を放送するにあたって、使用する映像が中継先や社内のCVセンターから映像信号として送られてきます。この信号がきちんと送られないと、色が反転したりするなど、「違和感のある映像」になってしまったり、信号が途切れて全く映像が出ないなどの障害の原因になるので、カラーバー信号を用いて、送る側と受ける側とで同じ規格内に収まっているか確認します。また、スタジオにあるカメラもきちんと信号の送受信ができているか確認します。

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こちらを用いてカメラ調整します。 スタジオのカメラチェックの様子。
カメラマンさんとやりとりしています。

 

仕事③ 映像システムの構築と配線
制作さんの要望に応え、機材を用意したり、用意したものを使用できるようにするのもVEの仕事の一つです。例えば、「カメラを1台増やしたいんだけど・・・」と要望があったら、どこから電源を取るか、どのような経路で信号を送るかを考えて配線を変更します。また、機械的なトラブルが発生すれば、それに対処し、原因を探ったりします。
制作さんの要望に応える際にも、トラブルに対応する際にも、幅広い知識と、素早い対応力が必要です。先輩方の豊富な知識、迅速な対応力に少しでも追いつけるよう、日々勉強し、知識を養っています。

 

■ 最後に・・・
入社前から「報道に携わりたい」と思っていた願いが叶い、あこがれていた場で働ける喜びを感じたのも束の間、10月からnews every.の業務を一人で行うようになりました。
生放送という緊張、一人という責任、正直考えるだけでお腹が痛くなります。けれど元々あった構成も、急にニュースが入ってきたら変わるのが報道です。日々予想もつかない出来事を目の当たりにできる面白さはどこにも負けないと思います。
報道という場でアンテナを張り、一日でも早く一人前の技術者になれるよう頑張りたいと思います。

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筆者


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