REPORT 現場リポート

Freshman's Report 2023 Vol.3「ポスプロ技術センター CV運用部」

2023.11.27
ポスプロ技術・報道編集

 

■ 目指せCV運用部のバロンドール賞!



はじめまして!ポスプロ技術センターCV運用部に配属されました、2023年度新入社員“あおちゃん”こと髙橋碧(たかはしあおい)です。
今年の新入社員リポート第3弾を担当します!
大学では、映像とは無縁の法学部で法律を学んでいました。
特段秀でた才能もなければ、面白いことを言える人間でもないので、私自身「何故NiTRoに受かった?」と思っていましたが、その理由が最近少しわかってきたような気がします。
お仕事についてはもちろん、NiTRoやテレビ業界を目指す方にとって少しでも自信に繋がるような内容を届けられますように…。
現在は入社してまだ半年(もう半年?!)ほどですが、毎日楽しくてNiTRoに入社して本当によかったなぁと思います。←言わされてません(笑)
本題に入る前にまず結論からお話しすると、
①NiTRoを目指すのに映像に関する経験は必要ない!
②私はお仕事が自分に合っていて楽しい♪ 
③自分に正直になることを大切に!
この3つを皆さんに強く伝えたいです!

 

■ 部署名だけ見てもいまいちピンとこない、「CV運用部って何だよ??」
新入社員は入社後2ヶ月間の各部署での現場研修を経て、6月に本配属になります。
私は念願叶って第一志望のCV運用部に配属されました!
CV運用部は日本テレビ局内にあるCVセンターで、news every.やnews zeroなど日本テレビの報道番組にとって欠かせない業務を行う部署です。
ニュース用に伝送される素材を【収録】し、わかりやすく【編集】し、予定通り放送するため【送出】する業務をしています。
業務の詳細はぜひ過去の先輩方のリポートをご覧ください。
報道番組のオンエア中は記者さんがCVセンター内を走り回ったりとバタバタしていますが、“これぞザ・テレビ局”を感じるので私はこのCVセンターの雰囲気が好きです(笑) 現在私は編集業務と収録業務の2つの研修をしているので、そこで感じた事をお話しします!

 

■ 現在の私の業務 ①ニュース編集 〜経験がなくても問題なしです!~


生まれてこの方、編集ソフトはほぼiPhoneのiMovieしか触れてこず、第一志望だったものの「やっていけるかな…」という不安を抱えたまま、私のCVセンターでの社会人生活はキックオフを迎えました。
初めは編集機の使い方を教わり実際にカットを繋ぐ研修をするのですが、先輩方の編集を見ていると自分の編集がとことんポンコツに見えてきて悲しくなりました(泣)
正解がないって難しいなあ…。
そう、編集には答えがないのです。
同じニュースのネタでも出来上がりは編集マンそれぞれ。
しかし、先輩方はどうすれば良くなるか親身になってアドバイスをくれます。
時には面白いツッコミも交えながら^^正解がないことに苦手意識がありましたが、途中で「ニュース編集は正解を“考える”のではなく自分で“生み出す”もの」だと気付きました。
最初は完璧にできなくて当たり前。
そう思ったら気持ちが楽になり、自分のペースで自分なりのやり方を見つけて地道に頑張ったところ、配属4ヶ月目の9月に政治ネタでオンエアデビュー達成!全国に自分の編集したニュースが流れたんだと思うと、CVセンターの一員としてやっとピッチに立てた気がして嬉しかったです。
編集したニュース素材はテレビでの放送後、「日テレNEWS24」というCS放送やYouTubeチャンネルなどで同じものが放送、または投稿されます。
無事に放送されて「はい終わり」ではなく、そこで自分の編集を見返して反省したり他の人の編集を見て参考にしています。
その際は改善点だけではなく、「ここの部分良かったから次も同じようにやってみよう」と自分の良さを知ることも大事だと思うので、自分の良いところを見つけることも意識しています。
CVセンターに限らず、NiTRoでは映像の経験がなくても、周りと比べず焦らず自分の良さを伸ばしていこうと思える人であれば絶対大丈夫だと思います!

 

■ 現在の私の業務 ②収録 〜楽しめることがなんだかんだで1番大事説〜

私がNiTRoに入社したかった1番の理由は「CVセンターで収録・送出の業務がしたかったから」です。
私は学生時代、他局の報道部署で収録のアルバイトをしていました。
収録業務はスタッフ同士で声を掛け合い、ミスのない迅速で効率の良い作業が求められます。そのやり方を探るのが本当に楽しく、すごく自分に合っていました。
伝送素材を監視することがメインで地味な作業に見えるため、「収録が好きなんて変態だよ!(笑)」と当時いじられていましたが、「あおちゃんがいると心強い!」と言ってもらえることが嬉しく、報道番組を支える一員としてやりがいを感じていました。
なので「日本テレビでも収録ができる!」と当初はワクワクがとまらなかったのですが、いざ入ってみると機械のシステムも違えばやり方も違う。
ほぼゼロからのスタート且つ、編集業務と掛け持ちのため一気に覚えることが多く、思ったより大変でした。
ただ、ルールや環境が異なるだけでやっていることはほぼ同じ。忙しくてもやっぱり収録業務は楽しくてまさに天職だと思っています!
編集は1つのニュースにつきっきりになってしまいますが、収録は一度にたくさんの素材が見られます。
「今日は世の中でこんなことが起こっているのか」と視聴者の皆さんよりも一足先に新たな発見ができて楽しいですし、ニュースを全然見てこなかった私が、「ニュースってちゃんと見てみると面白い」と思えるきっかけにもなりました。
また、収録する素材はスポーツ中継や芸能人のイベントものなどのエンタメ系もあります。個人的には大好きな海外サッカーの試合が丸々見られちゃうところが大特権です♡(※あくまで監視ですが…)

 

■ 皆さんに私からアドバイス 
「テレビ局でアルバイトの経験ない…」という方もいらっしゃるかもしれませんが、テレビ業界で働く上で大事なのは、できるかできないかよりも、お仕事を楽しむセンスだと働く中で思いました。
スキルなんて後からついてくればいいのです。
採用試験のエントリーシートや面接では、自分を無理に大きく見せようとせず、“テレビが好き”、“映像が好き”、“楽しいことが好き”、そんな素直な気持ちを忘れず“楽しそうに”表現することを意識してみてください。
あとは、CVセンターは完全シフト制で、お休みもきちんと取れるのでテレビ業界の中でもかなり安定しています。1ヶ月ごとにシフトが出て予定が立てやすく、勤務形態も自分がお仕事を楽しめる要素の一つなのかなと思っています。

 

■ 最後に
テレビ業界は狭き門とよく言われますよね。
私は就活時代、「行けたらいいな」と周りに言っていましたが、本心は「やっぱりテレビ業界じゃないと嫌だ」と思っていました。
また、実は大学3年の2月までは制作志望で、映像系や理系の学部じゃないと技術会社は無理だと考えていました。
でも自分の本当にやりたいことを見つめ直し、急遽技術志望に変更してNiTRoを受けました。
“自分の気持ちに正直になれたこと”と、「これがやりたい!」と一貫して“自分の気持ちを強く持てたこと”が実を結んだのではないかと思っています。
私の目標は、「あおちゃんがいるから大丈夫」と言ってもらえ、CVセンターの業務を何でも任せられるような存在になることです。
まだまだ先は長いですが、今月から編集・収録よりも一段階レベルの上がる送出業務の研修が始まるので少しずつ成長はできているのかなと思っています。
気合を入れて精進しつつ、空回りしてオフサイドになったり、ミスをしてレッドカードをもらったりなどないように気をつけます(笑)
今このリポートをご覧になっているすべての人に幸あれ^^


送出業務が楽しみな筆者

 

 


有休は大体サッカー観戦です

 


 

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