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New Yorkへ行きたいか~!? ニューヨークカメラマン日記 Season2 Vol.3

2019.11.08 制作技術

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Good afternoon!! How are you?
ニューヨークは秋の風が吹いてきました。
私のニューヨーク支局勤務も約半年が経ちましたが、毎日刺激のある生活が続いています。


■ 国際会議を撮影!?

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9月中旬にニューヨークのマンハッタンで行われた第74回国連総会。
世界193の加盟国の代表が訪れ、約2週間にわたり気候変動問題などを協議し、「持続可能な開発目標(SDGs)」をテーマとした各国が重視する課題について問題提起し、それぞれの立場についてスピーチを行う国際会議が行われました。日本からは安倍首相をはじめ、国連総会の2週間前に環境大臣となった小泉進次郎大臣など数多くの閣僚も訪れ、日本の外交方針を各国にアピールしました。

そんななか、今年の目玉はスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんだったのではないでしょうか。
彼女は弱冠16歳ながら各国の代表が集まる前で、「温暖化対策に本気で取り組まなければ、あなたたちを許さない」と涙の訴えを行いました。
SNSを情報発信源として若者を中心に環境の関心を高め、日本を含め世界で延べ700万人ものデモ参加者を集めるムーブメントとなりました。私はその彼女のニューヨーク到着やデモの様子など取材を行い、その真剣さを目の当たりにし、この熱を日本に伝えたい衝動にかられました。

デモの取材中、何万人もの参加者の中では、とてもとても小さな彼女を見つけることはできなかったものの、環境を良くしたいという一心で、たった一人から始めたこの活動には、大きく強い願いが込められていると感じました。
国連総会が終わってもこの活動は続けられていくでしょうし、私も彼女の今後を取材していければと思います。

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■宇宙のお話

話は変わって、皆さん宇宙には興味ありますか?

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最近では民間企業のロケット開発も行われ、宇宙旅行チケットも発売されるほどに。その宇宙開発の第一線であるアメリカ航空宇宙局、通称NASAで訓練を行う、日本人パイロット野口聡一さんの取材に行ってきました!
アメリカで開発中の新型宇宙船に乗ることが決まった野口さん。その訓練の様子を日本のメディアで初めて取材許可がおりたということで、緊張感をもって撮影に臨みました。
テキサス州のジョンソン・スペース・センターへはニューヨークから飛行機で約5時間。国内の移動でも一苦労!
国内でも最大6時間の時差があるのもアメリカならではですね!
施設内の写真や映像には制約もあるため内容は話せませんが、一言『凄い!』 以上!

そんな『凄い!』を実際に見て触れられるのもこの仕事ならでは!
私は宇宙の専門的知識など持ち合わせておりませんし、どちらかというと難しい英語も多く苦手なジャンルでした。事前調査は大事ですが、スポンジのような吸収力で、「現場に行き」「何を感じ」「何を面白くとらえたのか」。「何を日本の皆さんに伝えたいか」。その新しいことを学ぶ面白さを得られるのもこの仕事のやり甲斐ではないでしょうか。


■ 取材以外の時間は・・・

ニューヨークは各国のアーティストやイベント、食事や建造物、ファッションや文化など幅広い分野の「一流」が集結しています。

私も先日、アジア発祥のスカイランタンを体験してきました。4面あるランタンの一つ一つの面に願いを記入し、ニューヨークの空へ放ちました。
参加者のお願い事も英語だったりフランス語だったり中国語だったりハングルだったりと、多国籍ならではの光景を見ることができ、言葉は違えど幸せを願う気持ちは万国共通だと感じました。

では次回もお楽しみに!!

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ニューヨークでもやるよ! ランタンフェス!! = $20 贅沢ロブスター = $42
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素敵な思い出 = Priceless


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