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5月26日(金)新宿ワシントンホテルでJPPA AWARDS2017の贈賞式が行われました。
「情報・バラエティ・アニメ・その他放送番組部門」にてCV運用部 柳下兼浩　編集の、news every.『全ろう４番バッターの"挑戦"』(2016年8月30日放送)がゴールド賞を受賞。また、「TVドキュメンタリー部門」にて、ポスプロ技術部　馬場勝 編集の、NHK BS1『本当にあった幸せ物語「もう一度、会いたい～亡き夫の人生を追って～」』がシルバー賞を受賞しました。

受賞した馬場(左)、柳下(右)
「JPPA AWARDS」は、一般社団法人・日本ポストプロダクション協会が、ポストプロの発展と技術の向上を目的に1997年に始めたコンクールです。テレビ番組、コマーシャル等における映像技術や音響技術において、優秀な技術と功績に対し栄誉を与えると共に、人材育成や産業振興に寄与することを目的としています。

■ 初受賞　柳下編集マンの喜びのコメント
この度、JPPA AWARDS「情報・バラエティ・アニメ・その他放送番組部門」ゴールド賞を受賞することができ、大変光栄に思っております。
この作品は、ろう学校の野球部が健聴者の大会に挑む内容で、全く耳が聞こえないけれど明るく前向きな副キャプテンの姿を描いています。副キャプテンのまわりへの気遣い、スランプで苦悩する様子・・・
など、表情を大事にし、手話のシーンではあえて無音を使いました。障害があっても健常者に試合で勝負する"難聴野球部"を映像で表現できたと思います。
審査員の方からは「引き算の美学で本質に迫る」「編集の潔さを感じた」との言葉を頂きました。
素晴らしい取材をしていただいた「news every.」目黒晃ディレクターをはじめ、番組制作スタッフの皆様に感謝いたします。今後もより一層努力していきたいと思います。

■ 昨年に続き5度目の受賞　馬場編集マンのコメント
今年度も受賞しました！今回で５度目の受賞になります！
そしてそしてNiTRo(その前身の会社も含む)で最多の受賞となりました。ありがとうございます。
でも続けるって本当に大変で難しいです！
今回、シルバー賞を受賞した作品「本当にあった幸せ物語・もう一度会いたい(60分)」は3年前に亡くなった夫を、妻であるディレクターが数々の遺品から夫の軌跡を追うと言うドキュメンタリーです。
私はオフライン編集を担当しましたが、カットを選ぶだけではなくシーンを作り構成を立てる役割は、制作と非常に密接に関係しており、特にドキュメンタリーでは作品の仕上がりに大きく影響します。
この作品では人間の普遍的な部分である「愛」や「家族」、「絆」と言う部分を上手く描けたかな〜と感じており、私にとって間違いなく心に残る代表作となりました。皆様ありがとう御座います。

また今回は「学生の部・映像技術」の審査員もやらせて頂きました。その中で感じたものはレベルの高さです。
特にアニメ、ドラマ部門はプロと遜色ないレベルで、大いに刺激を受けました！
これからも皆さんには頑張って欲しいと応援したくなりました。
そして最後にもうひとこと。
（学生の皆さん、）NiTRoで一緒に仕事をやりましょう！お待ちしております！