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EDIUS Proをバージョンアップしました!

2017.04.13 ポスプロ技術

image1.pngNiTRo SHIBUYAでメインの編集ソフトとして使用しているGrass Valley社製の「EDIUS Pro」を、このほどVer.8にバージョンアップしました。








EDIUSは元々、幅広いコーデックを扱える編集ソフトとして有名ですが、Ver.8にアップデートする事で、広いダイナミックレンジを保持できる撮影フォーマットのLog方式で収録された素材や、RAW素材を直接読み込みができるようになりました。さらに最新のカメラコーデックがそのまま扱えるため、より順応性の高い作業が可能になりました。

image2.pngまた、最近では多くのソフトに標準装備され始めた「マスクのトラッキング機能」、つまり「加工したい部分を自動で追いかけてくれる機能」ですが、EDIUSでの特長は「精度の高さ」と「解析速度の速さ」にあります。
尺にも依りますがHD解像度のクリップでは、数秒程度の待ち時間で完了します。これは新機能となる「オプティカルフロー(滑らかな速度変化)」の解析でも同様な結果が得られます。


image3.pngさらに4K対応の注目機能として、4K放送の納品形体として主流になっている「XAVC 60P」の書き出しスピードが格段に上がっています。レイヤーの積み重ねに大きく影響されますが、以前に比べると非常に速くなりましたので、編集直しが発生した場合の待ち時間が短縮されます。




バージョンアップにより高解像度でも高速処理できるEDIUSとともに、NiTRo SHIBUYAは更に進化していきます。

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