REPORT 現場リポート

Freshman's Report 2020 Vol.1 「配属4カ月目の新入社員 ~CV運用部~」

2020.09.04
ポスプロ技術・報道編集

コロナ禍のなか始まった2020年度。
4月入社のNiTRo新入社員も、例年であれば入社前からのオリエンテーション、迎えた4月1日にはグループ合同入社式、その後グループ合同研修という流れで日々が過ぎていきます。
しかし今年の新入社員は、入社式を個別の会社で実施、さらに2日目からはWeb会議システムを使用したリモート研修と、いつもとは違った新年度を過ごしました。
2か月に及んだリモート研修を終え、「緊急事態宣言」が解かれた後の6月1日に晴れて新部署に配属されました。
新社会人としては異例のスタートを切った2020年度の新入社員。
その彼らのFreshman's Reportをお届けします。


■ 自己紹介
初めまして!2020年の新人リポートのトップバッターは、6月に報道編集センターCV運用部に配属された橋口貫太郎がお届けします。
出身は長崎県で、大学は福岡でした。
大学では、工学部の機械工学科でしたが、テレビ業界で仕事をしたいという強い思いがあり、NiTRoを志望し、無事入社することができました。これを読んでいるのは学生の方が多いと思います。
そこで当時、就活生の僕が気になっていたことを含め、配属後のリアルな業務や感じたことをすべてお話ししたいと思います。
地方にいるけど上京するか迷っている人、テレビの知識も経験もない人も大丈夫というのは本当なのか、休みはあるのかなどなど超リアルな僕の日常をご紹介します。

■ 編集したものがOA!? 研修や実際の業務
まず、CV運用部について簡単に説明すると、ここは「ニュース番組などの映像の収録、編集、送出を行う部署」で、news every.やnews zeroなど、生放送番組を支えています。
僕はその中で、編集の研修を行っています。

画像は、平日の実際の業務の流れです。出勤したら、まず全編集ブースを見て回り整理整頓をします。実際に業務が始まると、空いているブースを借りて編集の研修を行います。研修内容は、実際に編集機を使って自分の好きな素材を選んで、尺を決めて編集するといった研修をしています。自分の好きなものを好きなように編集できるので結構楽しいです(笑)。

news every.の時間は、最も騒がしく、忙しい時間で、先輩たちのリアルな業務を見学しています。
しかし新人にも仕事があり、伝票のチェックや、XDカムと呼ばれる放送用ビデオディスクを送出に搬入したり、様々な業務を行っています。
平日はこのような流れです。
そして、驚きなのですが、実際にOAされるものを編集することがあります!
ニュースの項目の中に、地方局が編集したものを、日テレ用に編集して、OAすることがあります。
編集自体は難しくないのですが、まさか配属されて1カ月目に自分が編集したものがOAされるとは思いませんでした。
実際にテレビで見たとき、かなり嬉しかったです!

■ 気になるQ&Aコーナー

ここからは僕が配属先で気が付いたことなどをQ&A方式で答えます!

Q1. 編集したことないし、パソコンが苦手な人でもできるの?
→ A1. できます! 編集の知識ゼロの僕でも、少しずつできるようになりました。

Q2. 編集を1からちゃんと教えてくれの?
→ A2. 丁寧に教えてくれます! 教育担当の先輩方がいて、パソコンの立ち上げから教えてくれます。しかも理解するまで何回でも質問でき、それに答えてくれます。教育担当の方々は頼れる方ばかりで、すごく質問しやすいです。

Q3. 休みはとりやすいの?
→ A3. とりやすいです! 特に新人はとりやすいです。テレビ業界は長時間労働で休みがないと思
っていましたが、祝日に出勤しても、必ず代休があり、休みたい日があれば、早めに相談すれ
ば、休めます。シフト制なので、スケジュールもかなり組みやすく、プライベートも充実させたい
人にはすごくいい部署だと思います。

Q4. ニュース全く見てこなかったけど大丈夫?
→   A4. 全く問題ないです! こういうと、怒られるかもしれませんが、僕も配属されるまで全く見ていませんでした(笑)。配属されてからは、自分や先輩たちが編集したものがOAされるので、 それを見て自分が編集したものと比べてみたり、常にニュースを見る習慣がつきました。自分がこんなにニュースを見るようになったことに一番驚きました。

Q5. 最近はどんな業務をしてるの?
→   A5. 先ほど述べた業務に加え、最近では日テレニュース24の15秒くらいの短い編集など、自分が1から編集したり、モザイクやズームなど映像加工を学んだりしています。この部署の特徴は他の部署に比べて、独り立ちがかなり早いです。実際に2年目の先輩は、news every.などの編集をバリバリやっています。


編集ブースの様子

■ 最後に
ニュースの編集は簡単なものだと正直思っていましたが、やればやるほど奥が深くかなり難しいです。編集には「答えがない」というところが面白く、個性を出しやすい分、悩むことがとても多いです。
将来編集で学んだことを活かして、カメラマンになって視聴者に多くの映像を届けたいと思っています。
最後に、NiTRoに入社して後悔したことは一つもありません。
どの業務でも先輩方は誇りをもって、プロとして取り組んでいるのが入社して分かりました。
少し硬くなりましたが、やりがいもあって、お手本になる先輩方がたくさんいるので、ぜひNiTRoに来てください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


筆者


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