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お手軽です!スーパースロー撮影

2012.11.30 制作技術

今回は制作技術センター技術制作部で使われている新しい機材についてお話したいと思います。
HD化の前まではβカムのカメラが主流でした。DVCPROやミニDVなど小型カメラなどもありましたが、
業務用カメラと言えば、ほぼβカムでした。

現在は、HDCAMカメラがメインですが、HDに対応した様々なメディアの登場によりカメラ機材もいろいろなものが出てきています。
その中で今回ご紹介するのは、11月に購入したSONYのNEX-FS700です。

http://www.sony.jp/nxcam/products/NEX-FS700JK/

このカメラのメディアはメモリースティック、SDHCカード、フラッシュ
メモリーに対応しており、AVCHDフォーマットです。
HDCAMの様に編集でデジタイズする必要もなく、費用も抑えられます。
高感度、低ノイズの大型CMOSセンサー搭載でボケ足も綺麗ですが、
最大の特徴はフルHDで10倍速スーパースローモーション収録・再生(24Pの設定の場合)ができることです。
もちろんHD-SDI 出力もありますので、HD業務用モニターに接続してモニターもできますし、
HDCAMテープなどにコピーもできます。(民生用モニターに接続できるHDMI端子もあります)

今までのスーパースロー撮影は機材が大掛かりで、オペレーターも必要とするため撮影費が高額になりましたが、
このカメラは小型で驚くほど簡単にスーパースロー撮影ができます。
(ただし、今まで同様、室内などでは普通の撮影より光量が必要です)

最近、日本テレビのスポーツニュースの企画で「神技ライブラリー」と題して
様々なスポーツのスーパースロー映像をこのNEX-FS700を使って撮影しています。
今まで撮ったものは、野球、サッカー、ボクシング、スキージャンプなどですが、これからもどんどん増えていきそうです。
今後の「Going」「NEWS ZERO」を気にしてご覧ください。

ではいったいどんな映像が撮れるのでしょうか?

上記の番組も見てもらいたいところですが、今すぐどんな画が撮れるか
知りたい人はコチラ↓をチェック!!

http://www.sony.jp/nxcam/spl/sample_movies/index.html#CORACAO

http://www.sony.jp/nxcam/spl/movie/index.html#NEX-FS700J

価格・お問い合わせは、制作技術センター・技術制作部まで!