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■ はじめに

	ノンリニア編集室

早いもので私を含め残り2回となった新人リポートですが、6月にポスプロ技術センターポスプロ技術部ノンリニア編集に配属されました冨川がお届けします。
NiTRoでは汐留に日本テレビタワー19階のShiodome 19Boxと丸進ビルのPost Production Centerの2か所、
そして渋谷にはNiTRo SHIBUYAの編集設備がありますが、私は汐留と渋谷の両方で編集をする日々を過ごしています。
今回は編集をしている中で、気づいたことやニュースなど大切だと思ったことについてお伝えできれば良いなと思います。

■ 業務内容
ノンリニア編集とは「PCを用いてデータで編集を行う」ことを言います。できあがったPC内のデータからテープへ映像を録画して完成となります。編集では、演出上の色味を加工する色調整や映像に効果を加えるエフェクト、そして文字や装飾を映像に加えるテロップが主な内容です。
また稀にですが、After Effectsというソフトを使用して、映像に映っている通行人や商品などにモザイク処理を行う時があります。

私は今、アシスタントとして編集業務についていますが、アシスタント業務の内容としてテロップ作成があります。まずは制作さんが用意してくれるテロップ原稿を読み取り、画面上でデザインしていきます。テロップをデザインするときには事前にその番組を調べ、過去のテロップのデータを確認し、実際に番組を見ることでイメージがしやすくなります。

■ 興味を持つこと
配属されてまず知った事は、「NiTRoでは日本テレビの番組だけではなく、他局の番組やVP・映画などのフィラーといった多様な作品を編集している」ということです。

テロップ作成画面

そうした業務を行っていく中で大切だと思ったことは、色々な方面に興味を持つことです。
現在、私はスポーツ番組などの編集を行っていますが、配属された当初、私は全くスポーツのことを知らなかったです。編集の仕事をしていく中でサッカーや野球、卓球、水泳など様々なスポーツのルールや魅力を知り色々な知識を得ました。それらに興味を持つことで、想像が膨らんでいくと私は思っています。

″知らないから″、″興味がなかったから″ではなく、初めて知った事が楽しくて嬉しいと思うようになりました。今ではスポーツニュースなどを隅々まで見たり、サッカーや野球にも興味を持っています。そうすると、普段の生活を送っている中で知った事が、制作さんとの会話のネタになったり、打ち解けるきっかけにもなります。今までテレビといえばドラマやバラエティーを主に見ていましたが、今ではスポーツ番組やニュースなどをよく見るようになりました。自分が関わった編集で取材対象となっていた選手がテレビに出てくると、とても興味がわきます。そこには試合結果などもネットで調べたりするくらいスポーツ好きになっている自分が居ます。

情報番組やニュースなども同様です。私が知らない事は山のようにあります。「初めて聞く言葉」「初めて知った物や人物」の編集をすると、どんどん興味がわいてきますし、さらに調べてそれがどのような物か、どんな人物なのかを深く知ることでテロップなどのデザインが浮かびやすくなると私は思いました。
興味を持って仕事をすることで、どんな番組を担当した時も″こんなこと初めて知った″、″これってこういう事だったんだ″など、新鮮な気持ちで編集に臨めます。色々なことを知られることが楽しいと思うことで、結果的に自分で仕事が楽しいと思うことに繋がっていると私は感じました。

■ 最後に

	筆者

ノンリニア編集に配属されたときは、映像編集をしたことがなく、全く何もわからない状態でした。周りの先輩たちを見て凄いなと思う反面、とても不安でした。ですが、先輩たちから教えていただいたり、アドバイスをしていただく日々を送って、少しずつ不安は無くなっています。
ここが踏ん張りどころ、頑張りどころだと今とても思っています。分からないことはまだまだありますが、分からないままにせず一つずつ覚えていきたいです。今ある仕事に責任もって丁寧に取り組み、多くの番組に関われるようになりたいと思います。一日でも早く、一人前の編集マンになれるように頑張っていきたいです。

Freshman's Report2018 Vol.7

Freshman's Report2018 Vol.9