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第16回放送人グランプリ&第54回ギャラクシー賞 W受賞!

2017.06.30 ポスプロ技術

■ 第16回放送人グランプリ」で優秀賞を受賞!
NNNドキュメント'17「お笑い芸人VS.原発事故 マコ&ケンの原発取材2000日」(2017年2月5日放送)が、2017年5月20日千代田放送会館にて行われた、放送人の会主催の「第16回・放送人グランプリ2017」で優秀賞を受賞しました。

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放送人グランプリは1997年に結成された一般社団法人「放送人の会」が審査顕賞する、「放送人の放送人による放送人のための賞」です。

w_3x.jpgオフライン編集を担当したのはCV運用部の松本幸司さん(写真)。また、オフライン編集以外にも撮影は大澤弘さん、オンライン編集は細野昌美さん、MAミキサーは浜口崇さんら、NiTRoの仲間たちの力を結集した作品です。

■ 作品内容
福島第一原発事故から6年弱、東京電力が行ってきた記者会見の最多出席者はなんと、お笑い芸人「おしどり」のマコ・ケン夫婦。「芸人が場違いだ」などのバッシングを猛勉強で乗り切り、鋭くしつこく追求し、世に出て来なかった幾つもの事実に光を当てた。東電の会見者らが何度も沈黙したりタジタジになる事も。医学部中退のマコちゃんは子ども達や原発作業員の健康問題を掘り下げ、得意の突っ込みでにっこり笑って原発事故を斬る。







■ さらに第54回ギャラクシー賞」で奨励賞を受賞!!

さらにこの作品は6月1日に都内ホテルで行われた「第54回ギャラクシー賞」にて、テレビ部門奨励賞を受賞しました。

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松本さんは、ギャラクシー奨励賞受賞がこれで4度目です(2012年度は年間選奨受賞)。

1963年に創設されたギャラクシー賞は今年で54回目を迎えました。放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、テレビ、ラジオ、CM、報道活動の四部門に分け、年間の優秀番組・個人・団体を表彰しています

■ 松本編集マンの喜びのコメント
CVセンターで編集をしております、松本幸司です。これまでに6度、NNNドキュメントの原発シリーズを担当させて頂きましたが、今回の主役はお笑い芸人夫婦の「おしどり」でした。彼らは「知りたい」というその欲求に従い、誰にも左右される事なく黙々と質問の手を挙げ続けます。そしてその姿を見れば見るほどこの夫婦の魅力に引きこまれていきます。
彼らを傷つける事になってはならない、原発事故に対してただ騒ぎ立てるだけの人達と思わせてはいけない。
編集マンとしての俯瞰の目線、いつのまにか思いを入れすぎてしまう自分。ありのままをきりとりながら、夫婦の思いを伝えられるのだろうか・・・その線引きが難しかったです。
地上波で放送された事自体が奇跡的な作品です。ともすれば触れる事さえ敬遠されがちなテーマのこの作品が、数多くのテレビ番組の中から選ばれたという事が、二人の活動が認められたようで何より嬉しいです。これからもNiTRoスタッフが活躍していきます!