REPORT 現場リポート
SFL:Pro-JP 2025グランドファイナルを開催しました!
■ SFL:Pro-JP 2025グランドファイナルを開催しました
NiTRoは2022年シーズンより「ストリートファイターリーグ:Pro-JP (SFL: Pro-JP)」のリーグ運営からチーム対応、デザイン、番組配信までのすべてを担当しています。ストリートファイターリーグとはCAPCOM発売の大ヒット対戦格闘ゲーム 「ストリートファイターシリーズ」を使用した、日本最高峰の公式チームリーグ戦です。
2025年シーズンもシリーズ最新作「ストリートファイター6」で開催。昨シーズンに引き続き、全12チームがDivision S・Division Fの2ディビジョンに分かれて争う、「2ディビジョン制」にて日本最大規模のeSportsリーグ戦が繰り広げられました。
昨年8月からディビジョンごとに総当たりの本節を戦い、さらに各ディビジョン上位3チームによるプレイオフを勝ち抜き、各ディビジョンの代表が決定。その各ディビジョン代表2チームが2026年1月月31日(土)に「グランドファイナル(決勝戦)」を戦いました。
会場は昨年に引き続き「パシフィコ横浜ホールD」。幅約15mの大型ステージと600インチのLEDモニターを設置し、約3,300名の観客を迎え熱気あふれる対戦が繰り広げられ、日本最強チームが決定しました。


■ 新型カメラトラッキングシステム「OCELLUS」を導入
NiTRoでは今回の生配信の試みとして、昨年のケーブルカム「EagleEye(イーグルアイ)」を使用したAR(オーグメンテッド・リアリティ)に代わり、SONYが新たに開発したマーカレストラッカー「OCELLUS(オセラス)」を使用したコンテンツを配信しました。最大アーム長が10.75メートルのクレーン「Scorpio35」に取り付けたカメラに「OCELLUS」のセンサーを設置し、Vizrt を使用したARコンテンツと連動させました。また、Vizrt側のコンテンツも、実写をベースにして加算合成を行い、光の表現をリッチにしました。
この「OCELLUS」を用いたカメラ連動システムによって、レールに乗せたクレーンでケーブルカムと同等の奥行き感のあるカメラワークを再現することが可能となり、魅力的な画づくりを実現しました。
また今回は新たな演出として、オープニング映像にARを用いたリアルタイム映像を入れ込み、会場とリンクさせるような表現にチャレンジしました。また、選手入場時や対戦時のARを絡めたカットでは、CG演出によって、更に豪華に会場の盛り上がりを届けることに成功しました。


オープニング映像とリンクするAR演出
■「OCELLUS」の運用について
NiTRoが担当した現場での「OCELLUS」の運用は、昨年11月に行われた「Red Bull BC One」ブレイキンバトルに続いて2回目となります。まだ運用面で不慣れな点はあるものの、設置やセッティングが容易であること、トラッキング精度が高いことなど多くの運用メリットを実感しています。
5つの面にセンサーを搭載したセンサーユニットによる解析は、今回のイベントのように多くの照明によって輝度が変わるような会場においても、精度を落とすことなく、安定したトラッキングを実現していました。

選手入場AR演出

対戦カードもARで盛り上げます
■ 「OCELLUS」是非ご相談ください!
NiTRoでは今後の配信イベントにおいても「OCELLUS」トラッキングシステムを使用して、魅力的なARコンテンツを配信する予定です。クレーンカメラだけでなく、ハンディカメラやペデスタルカメラなどにも利用可能です。更に、カメラデータはFBXファイルとして記録可能なため、ポストプロダクションでの編集作業の効率化も期待できます。ご興味のある方は是非NiTRoクリエイティブラボまで!
ご相談をお待ちしております。

センサーをクレーンカメラ先端に横向きに設置
● SFL:Pro-JP 2025グランドファイナルは2026年2月14日(土)12時からYouTubeで無料配信されます。熱戦の様子をぜひ[こちら]からご覧ください。
● SFL:Pro-JPについて
https://sf.esports.capcom.com/sfl2025/
● OCELLUS紹介ページ(ソニーマーケティング株式会社)
https://www.sony.jp/ls-camera/products/OCELLUS/