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いざ大阪へ!!

2019.07.12 制作技術

皆様こんにちは。
今回は6月28日・29日に開催された「G20大阪サミット」の裏側をご紹介いたします。

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G20サミットとは、先進国7か国で構成されるG7(仏、米、英、独、日、伊、加・議長国順)および欧州連合(EU)に加え、アルゼンチン、豪、ブラジル、中、印、インドネシア、メキシコ、韓、露、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ(アルファベット順)の20か国・地域の首脳が参加して毎年開催される国際会議です。(官邸HPより)
そして今回、日本での初めてのG20サミットが大阪で開催されることになり、世界各国のリーダーが大阪に集合しました。

今回の会場として選ばれたのは、大阪湾の人工島「咲洲(さきしま)」にある大阪国際見本市会場、通称「インテックス大阪」です。早速ですが今回の会場となったインテックス大阪の中をご紹介いたします。

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機器セット前 機器セット後

ここは会場のIMC(国際メディアセンター)内にある部屋で、読売テレビと日本テレビが共同で使用しました。今回の放送の頭脳になる場所で、この部屋に機器を持ち込み、放送センターとしての役割を担っていきました。

効率的な運用を考え、今回はこの部屋を大まかに3エリアに分けて運用しました。左奥に「読売テレビ」、右奥に「日本テレビ」、そして手前のエリアは「記者の情報収集のスペース」として利用しました。
この部屋とインテックス大阪の駐車場に駐車した中継車との間をケーブルで繋ぎ、連日行われる取材や生中継を読売テレビや日本テレビに届け放送を行いました。

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この場所は屋内に設けられた記者レポートエリアです。
写真右奥のスペースは会場内に設けられた共用ワーキングスペースで、世界各国から記者が集まり、自国に向けての取材をします。この高台から各国が連日生中継を行っていました。
横を見れば日本だけでなく世界各国メディアが生中継を行っている様子がわかります。

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続いては屋外に設けられた記者レポートエリアです。
この場所は会場となるインテックス大阪を象徴する所となっており、中央の広場には参加各国の国旗やG20サミットのロゴが建てられています。

このようにサミット期間中には屋内・屋外の記者レポートエリアより、「news every.」「深層ニュース」「ウェークアップ!ぷらす」などの各番組をお送りいたしました。


今回のG20サミットでは「プラスチックごみ問題」や「米中問題」など、様々な話題がありましたが、
大きな混乱や問題が起こらずに終了することができ、あわせて大阪という街や日本の文化を世界に発信することができました。

このような世界的行事を職場とするのは報道ならではないでしょうか。

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筆者