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ニューヨークカメラマン日記 Vol.13

2019.01.09 制作技術

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■ New Yorkのクリスマス!

みなさん、クリスマスはどう過ごされましたか?

ニューヨークで毎年恒例となっているのが、マンハッタンの五番街と六番街の間にあるロックフェラー・センターのクリスマスツリーです。
今回のツリーは樹齢約75年のノルウェイトウヒで、高さ72フィート(約22メートル)、直径45フィート(約14メートル)、重さ約12トンの大木でした。眩しさを感じるほどのLEDで装飾されたツリーは、近くで見るとその大きさに圧倒されました。

このツリーの点灯式が11月下旬に行われました。点灯式は夜に行われるにも関わらず、ロックフェラー・センター周辺は午前中から大勢の人で、東京の満員電車を思い出すくらいの大混乱。
ニューヨーク市警の警備も強化されました。

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ロックフェラー・センターのツリー点灯式の様子

日本テレビのニューヨーク支局もこの近くにあります。普段なら支局からロックフェラー・センターまで5分と掛からない距離ですが、点灯式当日は移動に30分も掛かりました。OA時間から逆算して「撮影」「素材伝送」「東京での編集時間」などを考えると、現場での撮影時間は5分しか取れませんでした。この追い込み作業はいつもドキドキ。無事にOA出来た時はホッと安心します。

そしてニューヨークでのもう一つの冬の定番といえば、ロックフェラー・センターやセントラルパークで滑るアイススケートを楽しむ光景です。みんな上手に滑るんですよ!

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ロックフェラー・センター セントラルパークのスケートリンク


■ アメリカでは個人宅のイルミネーションも凄いんです!

ニューヨーク中でも最も美しくライトアップ、飾り付けされた家並みが観られるのが、マンハッタン島の隣、ブルックリンの住宅街「ダイカーハイツ地区」です。個人の家なのにこぼれ落ちんばかりのイルミネーションが施された風景が広がっています。

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一軒一軒いろいろな工夫がされており、「電気代はいくら掛かるんだろう...?」と勝手に思ってしまうほど地域一帯が輝いていました。

各家庭でもクリスマスツリーを飾りますが、アメリカでは人工ではなく生の木を飾ることが多いようです。クリスマス前になるとツリー用の木がスーパーや路上で売られ、クリスマスが終わると捨てられます・・・。
大量のツリーが路上に捨てられている光景もまた季節の風物詩です。

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と、ニューヨークのクリスマスを楽しんだように書きましたが、仕事はとても忙しかったのです。

12月にはニューヨーク株式市場ダウ平均株価が乱高下するニュースがありました。4営業日連続で急落したと思えば、史上初めて上げ幅が1000ドルを超えたりと、非常に不安定な動きをしたので、市場が開いている時はどきどきしながら値動きを確認したりニュース中継をしたりと支局は大忙しでした。

政治・経済・社会・スポーツなどのニュースを日々発信してあっという間に通り過ぎていった2018年。
2019年は、もっと活躍できるように日々精進したいと思います!

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ニューヨーク支局のクリスマスカード・筆者は左上です


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