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インターンシップを開催しました!!

2018.01.19 採用情報

今年もNiTRoでは、『テレビの技術職って何?~NiTRoを体験する~』をテーマに、「予備知識はないけれどテレビ業界に興味がある」「テレビの技術職って何?」「テレビ番組作りに挑戦してみたい」と思っている学生さんに集まってもらい、1月13日の土曜日にインターンシップを開催しました。
麹町のNiTRo cubeスタジオと会議室を使用し、模擬番組制作や編集作業の実技体験と放送技術の講義を通して、テレビ番組をつくる楽しさや雰囲気を体感し、NiTRoの仕事を知ってもらうのが目的です。

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最初に「NiTRoがどんな会社なのか」を簡単に説明し、すぐに隣接するスタジオに移動して模擬番組制作の体験をしてもらいました。
模擬番組の内容は「出演者2名」でジャンケンをし、3回先に勝った方が優勝という「ジャンケン大会」番組。今回学生さんの体験する職種は「カメラマン」「スイッチャー」「VE」「ミキサー」「PAミキサー」です。みなさんには出演者としても参加してもらい、違った角度からもテレビ番組をつくる楽しさを感じてもらう事にしました。

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まずはそれぞれ担当する職種に分かれ、プロのスタッフから機材の基本操作方法を教えてもらい、本番収録に臨みます。今回カメラは3台準備し、スタジオでの『3カメ・スイッチング』形式にしました。

ほとんどの学生さんがスタジオでの作業は初めての経験で、「いきなりカメラオペレーションやスイッチング等、うまくできるかなぁ?」と少し心配していましたが、そこは現場スタッフがうまくフォロー。学生さんも初めは緊張気味でしたが徐々に緊張もほぐれ、楽しそうに機材をオペレートしていました。
収録後はすぐにVTRを見てもらい、NiTRoスタッフから講評をもらいました。
みなさん自分が関わったものが作品として出来上がったことが、とても嬉しそうでした。


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続いて会議室に移動して編集の講義です。講義では教材として先ほどみんなで制作した「ジャンケン大会」を使用し、それを実際に編集して放送できる状態にする作業を進めていきます。
本編を4分の長さに編集し、さらに本編のダイジェスト版の制作や、スーパー入れなどを体験してもらいました。時間の都合で全員に体験してもらうことはできませんでしたが、自分で撮影した映像が編集され、スーパーのデザインや色、BGMで雰囲気がガラッと変わることは、見ているだけでも刺激的だったようです。

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次の放送技術の講義では、実際にマスターで働いているスタッフの業務の話も交え、「放送を支えている仕事のやりがい」について理解を深めてもらいました。
マスターの業務とは、番組を予定通りに放送するための事前準備をし、社内外の回線を各所に分配・管理し、放送が正しく行われているか、CMや提供のタイミングが正しいかなどを365日24時間チェックと監視を行っている、放送局の『ザ・ガードマン』的役割です。
この講義では難しい専門用語がたくさん出てきて学生さんも理解するのがとても大変そうでした。


最後に少しでも現場スタッフとの交流の機会を増やしたいと思い、自由に機材に触れる時間と質問の時間を設けました。
ここで一番人気だったのはなんと!今年の新入社員(笑)
質問の内容は「面接ではなにを聞かれましたか?」とか「どうしてNiTRoを受けたんですか?」などがほとんどでした。やっぱり学生のみなさんは就職活動への関心が高いようです。
たくさんの学生さんに囲まれ、新入社員も驚いていましたが、質問に丁寧に答えていました。

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参加した学生さんからは、このインターンシップを通して「実際に体験することで楽しい部分、難しい部分を感じることが出来た」「社員の方と話が出来てとても良かった」「職場として楽しそうな印象を受けた」等のご意見を頂き、開催して本当に良かったなぁと思いました。
参加された学生のみなさんにとって、テレビ番組をつくる楽しさを知るきっかけになり、NiTRoの業務に少しでも興味を持っていただけたのであればとても嬉しいです。