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NiTRoでは現場でエース的存在になっている社員を対象に「中堅社員研修」と称した研修を毎年実施しています。
この研修では、入社してから「技術を磨き、経験を積み、後輩を育成している中堅社員」が、「一度立ち止まって今までの自分を見つめ直し」「社会人として新しいスキルを身に付け、今後の業務に役立ててもらう事」を目的にしています。
今回も各職場から30～40代の社員に集まってもらい、1泊2日の研修を行いました。

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初日は会社から離れた研修施設に集合し午前10時にスタートしました。
講師には経営コンサルタントの先生を迎え、まずは「事前期待」というキーワードで、顧客満足向上のための営業マインドの重要性について考えていきます。

テレビの技術会社がなぜ顧客満足向上についての研修を行うのかと疑問に思われるかもしれませんね。
テレビの仕事は「人の手」でものを作っていますので、どの現場でも必ず人と接します。
そんな時、「俺はカメラマンだから、寡黙でも良い画を撮っていればいいんだ！」では済まないですよね。
「あのカメラマン、腕も良いけど人柄もイイね！」と言われてこそ、お互いに気持ちよく良い仕事ができるというものです。それに自ら「気づく」事が大きな目的です。

講師の先生は、NiTRoが中堅社員研修を始めたときからお願いをしているので、会社のことをとてもよくご存知です。表情豊かにテンポ良く、NiTRoで実際にあった話などを織り交ぜながら講義をして下さったので、参加した皆さんもとても納得感があり、楽しく受講出来たと言っていました。

ほぼ1日缶詰の研修最後には、総務センター長から「会社の経営状況」や「コンプライアンス」の講義がありました。日ごろ現場で仕事をしているとあまり考えることのない会社の経営状況などは、実際の「数字」を見ながらの話を聞いて、刺激的に受け止めていたようです。

引き続き夜は研修のもう一つの目的でもある、役員・センター長を交えた「夕食＆懇親会」です。参加した違う職場の社員や役員・センター長など、普段なかなか話をする機会がない人たちともじっくり交流することができ、参加者からも「酒を飲みながらの談話はやはり一番印象に残る」という感想が聞かれました。

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夜が明けて2日目は職場ごとにグループに分かれたグループワークを行い、最後に全員の前でプレゼンをするという、「1日がかりの研修」です。
前日座学で学んだ知識や手法を駆使し、各グループ苦労しながら作業を進めていきます。決められたプレゼン開始までの時間制限がありとても大変でしたが、そこは「放送時間を絶対に守る百戦錬磨の中堅社員！！」、時間内にしっかりとしたものを作成してくれました。
(プレゼン内容は【企業秘密】ため割愛させていただきます)

こうして無事2日間の研修が終わりました。

参加した皆さんからは、

●	最初は緊張したが、終わってみると楽しく充実した2日間だった。
●	思っていたよりはるかに面白く、後輩たちにも「中堅社員研修はビビらなくて大丈夫」と言えます。
●	普段会わない部署の方との交流が持てたのは大変貴重な体験で、今後仕事をしていくうえでお互い最高の財産になった。
●	今まで無意識に行ってきたことを論理的に理解できたことで、NiTRoのストロングポイントを更に強く出来ると思いました。
●	入社以来がむしゃらに走ってきたので、ふと立ち止まって振り返る良い機会になりました。

などの感想がありました。

この研修が今回参加した皆さんの今後の業務に少しでも役に立ち、皆さんが会社のパワー底上げの原動力となっていただければたいへんうれしいと思います。
テレビの仕事は人が宝です。
これからも「人間力」アップのため、NiTRoでは研修を続けていきます。