ニュース

大学生の訪問を受けました!!

2017.09.19 採用情報

9月上旬、NiTRoは大阪の桃山学院大学2年の学生さん5名の訪問を受けました。
これは「キャリアデザイン」という、「自分たちの興味のある企業を訪問してその企業の業務について研究し将来の自分のキャリアプランを考える」、という課外授業の一環です。
NiTRoとしても、学生さんがテレビの技術の仕事についての理解を深め、将来のキャリアプランを考えるうえで役立ててもらえることはとても嬉しいことなので、訪問は大歓迎です。

170919_01.jpg今回はノンリニアによる完全4K対応のオンライン編集、オフライン編集、MAを完備したNiTRo SHIBUYAを見学してもらいました。

まずはロビーで住人事部長がNiTRo SHIBUYAの概要や諸注意を説明し、続いて駒路ポスプロ担当副部長が業務に関してより詳しく説明しました。
説明ではロビーに設置されている84インチの大型モニターを使い、4K放送と通常の地上デジタル放送(2K)を見比べ、4Kの美しい映像を体感してもらったり、現在NiTRo SHIBUYAで受注している番組を紹介したりしました。みなさん真剣に話を聞き細かくメモを取るので、説明者にも「わかりやすく説明しなければ」という無言のプレッシャーがかかります。


170919_02.jpg 170919_03.jpg


続いてオンライン編集室に移動して、取材から編集、MAとつながるテレビ番組の制作過程など、テレビ業界の基本的な仕組みや、ポスプロ業務の事、NiTRo SHIBUYAをなぜ造ったのかなどを説明しました。
次のMA室では普段ナレーターが喋るアナウンスブースに入り、部屋の遮音性などを肌で感じてもらい、実際にアナウンス席に座って原稿を読んでみる体験をしました。みなさん「う~、カミカミだぁ」、「私にも喋らせて!」など非常に楽しそうでした。

170919_04.jpg 170919_05.jpg

170919_06.jpg一通り見学を済ませた後はもう一度オンライン編集室に戻り、現場で働いている編集マンと交流してもらおうということで、太田編集マンにカラーグレーディング編集を実演してもらいました。カラーグレーディング編集とは画の中の特定の部分の色を強調したり、輝度を変更するなどして細かな色調整をする編集です。これらの編集作業をした映像をHDR(ハイダイナミックレンジ)のモニターに出した時には、その映像クオリティーの差に驚いたようで、全員が食い入るように画面を見ていたのが印象的でした。
(HDRについてはこちらをご覧ください)


最後に質問を受け付けましたが、A3用紙一杯の質問が準備されていてびっくりしました。

Q. 不景気になった時、どのような影響がでますか?
A. 不景気になったときには...グッとこらえるしかないですかね
Q. 風通しの良い職場にするために何か会社で取り組んでいることはありますか?
A. もともと、風通しの良い会社だとは思います。結構先輩後輩で飲みにも行きますし、社員研修などでも懇親会を重視して、コミュニケーションを深めていますよ。
Q. NiTRoの会社としての強みと弱点はなんですか?
A. 4Kなどの新しい技術に積極的に取り組んでいくところが強みです、一方弱点は...まだ8Kには手を出してないといえば出してないですね
Q. 採用にあたりどのようなことに重きをおいてますか?
A. NiTRoはどの職場でも必ずチームで仕事をするので、やっぱりコミュニケーションを取れるということが一番大事ですね

等々、なかなか答えにくい鋭い質問もあり、こちらも慌てる場面もありましたが、できる限り丁寧にお答えさせていただきました。(汗!!)

170919_09.jpg 170919_10.jpg

予定していた時間を30分ほどオーバーして今回の見学会は終了しましたが、みなさん真剣に楽しんでくれたようで、有意義な時間ではなかったかと感じています。

今回の会社訪問が、普段の学生生活では味わえない、企業の現場体感を通して自身の「未来」を考えるきっかけになるとともに、「ものづくり」の魅力を感じてもらえたのであれば幸いです。
それにしても、遠く大阪からNiTRoに来ていただき、ありがとうございました。