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毎年恒例! プロ野球キャンプ現場編集!!

2020.03.27 ポスプロ技術
200327_01.jpg space_20.jpg 沖縄の青い空!












そしてプロ野球!
私はnews zero.の現地編集業務のため、
2月の沖縄プロ野球キャンプの取材に同行しました。
プロ野球キャンプは沖縄や宮崎など地方で行われているため、カメラで撮影された映像をどのように東京の本社へ送り、OAするのかということが課題となります。





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200327_03.jpg space_20.jpg もしカメラで撮影した素材をまるごと全て本社に送るとなると、撮影された量が多いため、素材の伝送にかなりの時間を要します。
そして更に本社では、それを編集する時間が必要となり、最悪その日のOA時間に間に合わない恐れがあります。






しかし現地で編集をし、尺の短い編集済みの素材を本社に送ること によって、伝送時間が大幅に短縮でき、OAにも楽々間に合わせることができます。
そのために、ノートPCタイプのノンリニア編集機(Adobe Premiere)を東京から現地に持ち込みます。現地編集の方が、断然効率が良いのです!





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200327_05.jpg space_20.jpg 編集の世界では "下見を制する者が編集を制す"というくらい下見が重要です。
編集に入る前にカメラで撮影された映像をじっくり見て、どのシーンを使おうかな? と、想像を膨らませることが大切です。








またそれ以前に、現場でNiTRoカメラのレンズの向きをよ~く見ていると、"この時間帯はあの選手を撮っていた"とわかります。
そのため、下見をしなくても撮影中に編集のイメージを膨らますこともできるのです。






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近い将来、5Gの技術が発達し、伝送のスピードが上がれば、素材がまるごと送れる時がくるでしょう。そんな時代が来ても、現場でしか感じられない空気感を編集に活かせる現場編集の良さを分かってもらえるように、そしてこれからも現場編集が恒例になるように(ただ沖縄に行きたいだけなんてことはありませんよ...)、トコトン野球が好きで、トコトン編集が好きな人物になれるように、常に高みを目指して日々編集していきます!

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