先日、NiTRo SHIBUYA では、タイ王国の放送関係者17名による
4Kポスプロシステムの視察を受けました。
これは、総務省から日本テレビに依頼がありNiTRoが対応にあたったものです。
タイでは2014年に地デジ放送を開始し、この後2020年にアナログ放送が終了予定ということもあり、
今回テレビ先端技術勉強会の一環としての視察でした。
ロビーで4K番組制作のワークフローを説明した後、EDIT3にて実際に4K映像を見て頂きました。
迫力のある120インチの4K映像と5.1chサラウンドの音に歓喜の声、そして質問の嵐!
4K超短焦点プロジェクターの仕組み、EDIUSの使い方、
有機EL 4Kマスターモニターについてなどなど...
(ちなみに有機ELの「有機」は、英語ではorganicオーガニックと訳していました。意外と身近なものですね)
最新の技術がつまった編集室、そして実際に4K編集作業を行っている編集マンの話に
興味津々の様子でした。
続いて、MA室。
MAにおけるHD番組と4K番組とのワークフローの違い、
サラウンドやAGS(柱状拡散体)などの設備の話に熱心に耳を傾けていました。
オフライン編集室の見学では、SD映像ではなくHDで作業が行われていることに驚いていました。
LABを見学した際には、4Kマシンを食い入るように見ていました。
最後は、皆様入れ代わり立ち代わり、まるで観光地かのようにエントランスにて
NiTRo SHIBUYAのロゴと記念撮影されていました。
そして、記念品まで頂戴し、タイの方々の温かさに触れました。
今回の視察を機会に、情報交換や、国を越えて一緒にお仕事ができたら光栄です!