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CVセンターの年越し日記

2019.01.11 ポスプロ技術

ニュース番組を中心に、日本テレビの生放送を支援するCVセンターは24時間・365日稼働しています。

2018年の大晦日。
普段「news every.」や「news zero」の放送直前には、編集マンやディレクターが慌ただしく動き回っているフロアもこの日ばかりは静かです。しかしひとたびニュースが入ればCS・インターネットの「日テレNEWS24」で随時放送・配信されるため、気を抜くことはありません。

夜、この日の泊まり勤務を担当する編集マンたちが出社しました。私もそのうちの一人。7年ぶりに泊まり勤務を担当しました。年越しの瞬間はCVセンターのフロアで迎えます。


業務開始の少し前、社内のカフェで年越しそばを食べ、引き継ぎを済ませて編集ブースに入ります。

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普段よりも静かなフロア 「2018年」の表記も今日まで

早速、国際部と社会部からニュース編集のオーダーが入りました。編集担当者は記者とコミュニケーションを取りながら、手際よく作業を進めます。


この間もCVセンターのもう一つのセクションである「収録スペース」では世界中から様々な映像が送られてきます。
午後10時、オーストラリアから2時間早い年越しの瞬間が伝送されてきました。
映像はシドニーのオペラハウスに上がる花火。人々は新年への期待を込めて口々に「Happy New Year!」と叫んでいました。

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ちょうどその頃、もう一つのモニターには渋谷のスクランブル交差点の映像が。カウントダウンに参加しようと、続々と人々が集まってきます。
記憶に新しいハロウィーンの騒ぎ・・・。

今回はこのまま穏やかに年が変わって欲しい。そう願っているうちに、時計の針は午前0時を指していました。

2019年の元日。「日テレNEWS24」では新年の挨拶と共に、渋谷のカウントダウンの様子も放送されていました。
どうやら無事に終わったようです。


少しホッとした頃、「原宿の竹下通りで暴走車。けが人多数。」の情報が。
カメラマンや記者は年明けの祝福に浸る間もなく、息を切らせて現場に向かっているようです。

断続的に送られてくる映像。
そこには走り回る警察官や救急隊員の姿。そして暴走したと思われる自動車が。
中身を一つ一つ確認して現場の位置関係を判断し、必要と有ればモザイク処理をして原稿に照らし合わせて編集作業に入ります。

情報が更新されれば、それまで編集していた映像はリセット。この作業を何度でもやり直します。

「日テレNEWS24」用のOAを終えたら、地上波用のニュース用にアップデート。
再び「日テレNEWS24」用に再度アップデートと、休み無く作業は続きました。


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  お天気カメラにも初日の出が

気が付けば、モニターには富士山上空で撮影している初日の出中継の映像が。
ダイヤモンド富士の神々しい姿が映し出されていました。

今年はなかなか穏やかに正月を迎えさせてくれませんでしたが、それでも初日の出の御利益に少しでもあずかろう。
この場合は特に「穏やかで健康に過ごせる一年であるように」と、モニターに向かって手を合わせてしまう自分がいるのでした。

やがて、元日のニュースを担当するスタッフだけでなく、翌日から行われる箱根駅伝の準備で出社するスタッフも出勤。
交代のスタッフに新年の挨拶と昨夜の事件の引き継ぎを行って業務終了。

社内のカフェでは正月を祝う朝食が用意されていました。
腹拵えをして私は初詣へと向かいました。


今年は平成が幕を閉じ、新しい天皇陛下・新しい年号の下、歴史の大きな節目を迎えます。
また秋には日本でラグビーワールドカップが開催されますが、その時にはCVセンターも重要な役割を果たします。

歴史に残る映像に携われる事に感謝と矜恃を噛みしめつつ、2019年も万全の体制で業務に取り組んで参ります。

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筆者